こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
過去に私の相談所の女性会員さん（３０代半ば）がお見合いをしました。お相手の男性（４０代前半）は共稼ぎ希望です。結婚後も仕事を続けていくことを願っていた彼女にとって条件的には理想の人でした。
最初は仕事のことや趣味のことで話が盛り上がっていましたが、途中で雲行きが怪しくなりました。それは、彼が共働きを望む理由を話したときからです。
それは、将来の年金の目減り予想や老後の資金の不安感を口に出したこと。それからは老後を豊かに暮らしていくための資金がどれだけ必要かという話をとくとくとされたとのこと。だから二人で稼いで節約することが必須だと言うのです。やたら必須を強調。このあたりから”節約”という言葉が何回も出てきました。
もちろん、結婚は現実ですから、お金のことに計画的なのはいいことです。それにしても、お見合いでこういう話を中心にされると興ざめしたとのこと。
女性にとって結婚とは現実でありながら、その前にデートを楽しんだり、恋心を感じたり、夢を見たいもの。つまり、最初にある感情は夢であったりトキメキであったりします。それを、いきなり年金が不安だの老後がどうのこうの言われると夢も何もあったものではありません。
とはいえ、生まれてくる子供にはいい教育を受けさせたいとの考えは一致したそうです。だからこそ、共稼ぎが必要と強調するのだとか。
そして、彼女がカッときたのは次の言葉です。
「僕は会社で管理職に就いていますから、家事や育児の分担が難しいかもしれません」と。
（えーーーーーーーーっ、この人何言っているの！？）（私ばっかりが大変なだけじゃない）（ただの自己中じゃない）と心の中で突っ込んでいたそう。
彼女のムッとした雰囲気を察してか「僕も出来るだけ協力するつもりですよ」と付け加えてきたそうですが。。。 時すでに遅し（苦笑）。
この男性、身長もあるし、ルックスも素敵だし、条件もいいのです。でも、この人についていこうとする女性が果たしているのだろうか・・・と思った彼女。
腹立ちまぎれに「〇〇さんのような素敵な方には、スーパーウーマンのような女性が現れますよ」と言っちゃったそうです。さらに「私は海外旅行も行くし、お金を使うのも大好きだしアハハハハ」と最後は嫌味まで。（はぁ～、スッキリした）
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