こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
私は、仲人という仕事柄、数多くの婚活相談を受けます。その中には、「どうして、私、結婚できないんでしょうか（涙）」という切羽詰まった相談も少なくないのです。そこで、私は彼女たちの話をじっくり聞きました。
彼女たちは外見はお綺麗で爪にはマニキュアをされていて、髪は艶やかなロングヘアーで細部に気を遣っています。外見磨きは十分できている方々です。
彼女たちの年齢は３０代後半から４０代前半。話をよく聞くと、多くの方が婚活歴５年以上。フィールドは大手の結婚相談所、パーティ婚活、ネット婚活を経て、結婚相談所に入会した方々です。
その中の４０代の女性がこんなふうに言いました。「他で婚活していたときには、年下の男性からもアプローチがありました。でも、結婚相談所てっシビアですね。だって５０代の男性からも申し込みが入ってくるんですもの」と、綺麗な横顔が曇っているのがわかりました。
結婚したい人と恋愛を楽しみたい人が混在しているネット婚活では、自分自身の婚活における市場価値がよくわかっていなかった。でも、今はハッキリとわかる。現実を直視するのは辛いけれど、そうせざるを得ないと、絞り出すような声で言いました。
そして今までの婚活を改めて振り返ってみたそうです。出会いが少なかったわけではなく、むしろ出会いがありすぎて迷ってしまうことも多々あったとのこと。モテていた時期に決められなかったのは理想と合致する人がいなかったから。
しかし、よく考えてみると、そもそも「自分の理想って何なんだろう？」と気づいたそう。「自分はどういう人と結婚したいんだろうか」と突き詰めて考えたこともなかった。だから、目の前の人と向き合う準備ができていなかったんだと分かったそうです。
そんなあやふやな婚活をだったから、相手が去っていくことも多かった。そんな中で年齢を重ねていくうちに、ますます結婚から遠ざかっていく気がしました。
そして、結婚相談所に入会して自分の立ち位置がハッキリとわかったのです。恐れが襲ってきたけれど、これからの人生を考えると独りで生きていく勇気がない。結婚するのにも勇気、独りで生きていくと決めるのも勇気がいるのです。それならば、もう一度、振り出しに戻る覚悟で婚活法を見直してみようと思ったそう。
そうして、私の相談所の「理想の人を明確にする婚活ワーク」を受け、「私は結婚相手にこれだけは譲れません！」という優先順位を明確にしたのです。それをすることによって、暮らしていくうえで大事にしたい自分自身の価値観がわかったそうです。また、自分自身についても深く考えたとのこと。
これで、彼女の婚活の仕方は違ってくるはずです。出会うひとりひとりを大事にして、ひとつの出会いを次に繋げていく方法が分かったのですから。
（内容は実話です。彼女からブログ掲載の快諾をいただいております。ありがとうございます）
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