コロナ禍の仮交際をオンラインで繋いでいくむずかしさ

こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。

最近対面のお見合いが増えてきていますが、冬にかけてインフルエンザとダブルになるコロナの状況が心配です。まだまだズームお見合いは続いていきます。

医療関係者やご高齢のご家族がいらっしゃる方など対面を避けたい方々はお家でできるオンラインお見合いは本当に便利です。しかし、その後の交際がむずかしいと思う方が少なくありません。

というのは、主な手段がラインに頼ることになるからです。これがコロナ前なら対面でお会いして、それからラインで繋いで、週末にデートという段取りでした。デートを前提としてのラインのやり取りです。

ところが、ラインで繋いで週末に短時間のビデオ通話だと、どうしても消化不良のような状態になる人が少なからず出てきました。やはり人間関係というのは、飲んだり食べたりしながら、たくさんお喋りしてだんだん親しくなっていくもの。その人の間の取り方やちょっとした仕草や話し方に相性を感じたりするものではないでしょうか。

あと、食の好みや食べ方なども、お付き合いをしていく上で重要な要素になります。それが、オンラインだとわからないのですから不安にもなるでしょう。

それから、結婚相談所につきもののスピード感に、どうしても欠けてきます。だから、ゆったりとしたペースで交際を育むというスタンスがないと続いていきません。しかし、多くの人がゆっくりと交際を発展させていくことに慣れていないし、どうしていいかわからないというのが実情なのです。

そのため、せっかく仮交際に発展してもラインの段階で挫折する人が少なくありません。会えないので、どうしても自分のペースを相手に押し付けてしまう人が多いようです。

例えば、

・ ラインが遅いと、相手のペースを考えずに「ラインが遅い」と返してしまう

・ 自分が思うようなやり取りができないと「もっとこうしてほしい、ああしてほしい」と相手に注文をしてしまう

・ 「ラインの内容がそっけない」と文句を言ったり

・ もっとラインで会話のキャッチボールを楽しみたいのに、すぐに終わってしまうと不満を露わにする

など。

すべて、ラインを通してもっと親しくなりたいという気持ちの表れであり、そうなれない焦りがあります。特に「焦り」が出てくると関係がうまくいきません。

このような理由で交際終了になった中にはもったいない例が数多くあります。もう少しゆったりとした気持ちで構えてラインとビデオ通話でつないでいたら、うまくいったかもしれないと考えてしまうのです。

オンライン中心のコロナ禍の交際は通常のようにはいきません。”相手を尊重しながら関係を育むんだ”というどっしりとした姿勢が必要になるのです。

そうして交際を続けていきながら、晴れて会えたときには二人の間には絆ができているはず。

現に私の相談所では、高齢の親御さんと暮らしている女性を気遣って、オンラインで交際を細く長く続けていった男性が7月にご成婚していきましたよ。彼女は彼の変わらぬ誠実さに心を打たれたそうです。

 

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