「年収は大事 金銭感覚はもっと大事」

結婚相談所のお相手選びは、


プロフィールから入りますから、年収も大いに


気になるところです。



先日の【独女通信】を読んでいて、


独身女性の約8割が700万円以上の年収の男性を


理想として、妥協して500万円以上という調査結果が


ある とのことです。



ここで、平成19年の国税庁による年収データを


年齢別に見てみましょう。



30~34歳 男性   463万円


35~39歳       560万円


40~44歳       634万円


45~49歳       662万円


(国税庁 平成19年 民間給与実態統計調査結果より)



これによると、30~34歳の男性の平均年収が


463万円ですから、やはり妥協して500万円以上


というのは、相手を選ぶときには妥当な線でしょう。



それでは、お付き合いしている男性の年収は、


条件をクリアしたとしましょう。


さて、そこから先にチェックすべきことは何でしょうか?


そうです! 相手の金銭感覚です。



私は、仕事柄、相当数の男性とお目にかかっていますが、


同じ年齢の男性で、年収が多くても、


貯金額がエッ!と驚くような少ない方、


かたや、年収が多くなくても、堅実に貯蓄して


結婚するときには家の頭金くらい貯めている男性もいます。



この貯金の額で個人の金銭感覚がけっこうわかります。


もちろん、家庭の事情があり、お金が必要だったという


方もいますが、多くの方は、普通にお勤めをしていれば


10年、20年と経てば、その方なりのある程度まとまったお金に


なるはずです。



そこら辺も女性の方は、結婚を考えている人の金銭感覚をみる


バロメータの一つとするのもいいでしょう。



ここからは、私事になりますが、


私が結婚した時、ウチの主人は34歳でした。


すでにサラリーマン生活10年以上あるにもかかわらずに、


貯金額 ゼロ でした(アゼン)。


本人によると、すべて収入は、趣味とお酒を飲むことに


費やしていたそうです。



私は、主人の年収はもちろん知っていましたが、


金銭感覚までは、20代前半で男性を見る目がなかった私には、


気がつかなかったのですね。トホホ。



結婚後の主人は、何しろ金銭感覚ゼロの人ですから、


フツーの金銭感覚になるまでかなり大変だったようです(笑)。



人間というのは、習慣の生き物です。


お金の使い方も身についた習慣。



最後に、「その人がどういう人かを知りたければ、


その人が過去にやってきたことを見ればわかる」 と、


ある精神科医の本に書いてありましたが、


一理あると思います。




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