こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
私は交際が進展している会員さんに必ず言うことがあります。
それは、「二人で『お金』のことを話し合いなさいよ」と。
そのことを会員さんに言うと、こんなふうに言われます。
「お金のことって、話しづらいんですよね」と。
確かに恋愛中の二人にとって、お金のことは結婚してから考えればいいと思っているかもしれません。
ご存知のように結婚相談所の交際期間は原則３カ月。
ご縁というのはすごい勢いを持っていますから、この期間に結婚が決まってしまいます。
本当にご縁が成就するときにはトントン拍子。人生バラ色の時期です。
でも、ですね。
それも一瞬（笑）。
その後の結婚生活は人生１００年と言われている時代ですから延々と続きます。
だからこそ、相手の経済感覚を観察してほしいし、「お金」に関してフランクに話し合ってほしいのです。
例えば、
・ 結婚後の収入はどのように管理するのか （二人でするのか、奥さんにお財布を預けるのか）
・ 毎月、将来のための貯蓄はどのくらいするのか
・ お小遣いはいくらくらいにするか
・ 二人の楽しみのための費用はどれくらいか
・ 毎月かかる費用（光熱費・家賃・食費・保険など）をお互いに把握する
など。
こういうことを全く話し合わないで結婚した共稼ぎカップルが、あるとき夫が大病して大きなお金が必要になったとき、家に貯金がろくになかったという話を私は聞いたことがあります。
お互いに収入があるので、必要経費をざっくり半分出し合って、あとは自由に使っていたというのです。
だから、家庭の非常事態になったとき肝心のキャッシュがなかったのでした。
同棲カップルじゃあるまいし、家計の管理を二人でしていたらこういうことは起こらなかったはずです。
お金の管理がずさんな家庭というのは何かあったとき、とても脆いもの。
夫婦関係まで上手くいかなくなる危険性があります。
だからこそ、結婚前からお金のことを話し合えるカップルになるべきです。
そうすれば、お互いの金銭感覚がわかります。
「お金のことは話しづらい」なんて言っている場合じゃないんです。
それこそ、話し合うべき大事なこと。
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