現代では、経済的にも精神的にも自立している女性
が増えてきました。
私の結婚相談所に個人面談においでになる
女性の中にも、ビックリするくらいの年収の
女性管理職の方や経営者の方がいます。
こういう方がたが口を揃えて言うのは、
「彼女はバリバ仕事が出来る」=「彼女は一人ででも生きていける」
というレッテルを貼られて、
プライベートで男性はほとんど声をかけてくれないばかりか、
知り合いからのご紹介もないとのこと。
このままでは、一生独身なのではないか、と悩んで
思い切って相談に来た とおっしゃいます。
このお話から、バリバリ仕事をしている人は結婚が難しいの?
と思われた方もいるかもしれませんが、
それは違います。
ただ、自分の【見せ方】を工夫しないと、
折角の出会いの場面で相変わらずバリバリ仕事をしている女性
という上っ面だけを見られて終わってしまう
ということがあります。
「彼女は仕事がデキる女なのにかわいいところがある」
というギャップの法則がありますが、
それをいかに上手く男性に感じさせるかが大事なのです。
ここで、以前私の結婚相談所で婚活をして、
成婚退会をしていったある女性経営者の話を
聞いてください。
彼女が私にこんな風に話してくれました。
・ いままで、朝から晩まで働いてやっと会社を軌道に乗せた
・ 食事は大体ビジネス関係の人と食べる。
というか、1人で食べたくないから、誰かと食事の約束を入れる
と。
そして、最近、ふっと感じるそう。
「さびしい…」 って。
そして、「わたしにも家族がいたらどんなにいいだろう…」 って。
このように、彼女はとても素直に私に気持ちを語ってくれました。
出会いの場面でも、素直に自分を相手に出していけば、
受け入れてくれる人はいるはずなのです。
しかし、相変わらず、肝心のところで「素」の彼女を
アピールすることができませんでした。
自分の胸にある感情を素直に相手に語らなければ、
打ち解けることがなく終わってしまうのです。
これは、今まで他人に弱音を吐いたことのない人にとっては、
ものすごく勇気のいることなのです。
しかし、思いきった自己開示をしないことには、
相手に「素」の部分が伝わらない。
ここは、ドラマの主人公になったつもりで、
女優になってもう一人の自分を演じてみて。
それくらい自分の【見せ方】を意識しないと、
相手にいい意味での隙を与えられないのですよ。
そして、相手に自分の弱いところを受け止めてもらって
新たな関係が始まるのです。
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