以前、知り合いの仲人さんがため息をつきながら、こんな話を
私にしました。
それは、仲人さんのところの40代初めの男性が、あともう少しで、
30代後半の女性とご成婚になるところだったそうです。
ところが、彼の一言であっという間に破談になったとのこと。
それは、彼が「両親が高齢だから、結婚後二人だけになると
思うと心配で仕方がない。僕の自宅は広いし、都心の一等地だし」
などと、言い出したのでした。
これには、彼女は「話が違うじゃないですか!」ときっぱり。
プロフィールには、両親と同居なんて一言も書かれていませんでしたから
彼女の反応は当然のことでしょう。
仲人さんによると、彼のご両親は高齢とはいえ、お元気そのもの。
嫁と同居なんてまっぴら!と言っているとのこと。
「何で彼は余計な心配をするの・・・」とまた深いため息です。
じつは、こういうお話ってたまにあるんですよね。
というのは、良く言えばやさしくて親思い、逆を言えば
結婚する人には、何でも早めに話しておいた方がよいと、
考え方が生真面目すぎる男性がいるんです。
多くの女性は、最初から親と同居をしたがりません(キッパリ)。
男性の自宅が広かろうが、土地評価額が高かろうが
そんなこと問題ではないのです。
お付き合いしていく段階で、やっとこの人とやっていけるかな~
という気持ちが芽生えた程度で、男性の親とはまったくの他人。
まず、お互いにもっと絆を深めなければならない時期なのに、
彼の親のことまで気を遣え、と言われても無理な話。
それを「自分は長男だから」と言って、必要以上に責任を
感じてしまい、数年後の年老いた親の心配まで女性に話してしまうと、
あっという間に振られてしまうのが現実なのです。
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