「デート代にまつわる女性の心理」

前回のブログで、男性から見た女性の奢られ顔について


書きました。


今回は、女性から見た男性のお勘定の時の態度について


お話したいと思います。



では、私が結婚相談業の仕事を始めて間もなくあった


実話からはじめてみましょう。


新米の私は、男性会員さんに適切な指導ができなかった


苦い思い出話でもあるのです。



お見合いをして交際に入った30代前半のカップル。


お酒が好きな2人は、度々居酒屋デートをするようになりました。



お酒を飲みながら、お互いに自分のことを話すようになり


関係が深まっていって、いい感じで交際が進んでいきました。



彼女の話によると、最初の頃は、


彼がすべてお勘定を持ってくれたそうです。


しかし、いつも彼に負担してもらうのも悪いと思っていたし、


彼女の方から 「これからも気楽にお付き合いしたいし、割り勘にしよう」


と提案。



そして、いつものように週末は居酒屋デート。


彼は、焼酎をいつも5~6杯は飲みます。


彼女は、ちょびちょび飲むのが好きで焼酎1杯~2杯。



お勘定は彼女の提案通り割り勘。



毎回のデートで彼は相変わらずガバガバ豪快に飲み、


彼女はチョビチョビ飲む。


そして、お勘定はまたまたキッチリ半分。



その頃、彼女の気持ちに変化が表れました。


最初は楽しかった彼とのお付き合い。


このままうまくいけばいいなぁ とワクワクする期待感がありました。


でも・・・だんだん 「なんだかなぁ・・・」 という


モヤモヤとした気持ちになっていきました。


それは、恋心がお友達感覚へと変わっていったのでした。



この女性の気持ちの変化、あなたはなぜだかわかりますか?



それは、彼女としては、


いつも彼に奢ってもらって申し訳ないし、まだ若いから


お給料も多くないし、一人暮らしだから大変だろうと


彼に気遣いを見せたかったのです。



それなのに、


「最近、私への気遣いがだんだんなくなってきている」


「最初は、お姫様扱いしてくれて、私のこと大事にして


 くれているんだなぁ と感じて嬉しかった。


 でも最近はどうよ」


「お酒だって断然向こうが多く飲んでいる。それなのに、


 お勘定はピッタシ半分」


そして、首をブルンブルンして、


「ああー、いやだ。いやだ。私ってこんなチマチマした女じゃ


 ないのに・・・。 でも、やっぱ、なんだかなぁ・・・」


「もしかしたら、釣った魚にエサはやらない人なんじゃない」


こんな感じで、彼へのテンションが徐々に


ダウンしていってしまったのでした。



こういう女性の気持ちに気付かない男性って残念ながら


少なくないんですよね。



ここで私が言いたいことは、恋愛には経済学的な合理性が


通じない部分が多々あるということです。


女性はデートをしているときに、


どれだけ私の方へ気持ちを向けてくれているのか


を見ているのです。



ですから、ポイントとしては、


お金の負担を2人でするときには女性の負担を


軽めにしてあげるということです。



あくまでも女性に 「君のこと大切にしているよ」 という


心意気をお勘定を通して感じさせることなのです。


この心意気が感じられない時に、女性は少なからず


落胆するのです。

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