「ゴメン、急に仕事が入って今日は会えなくなった」と
交際中の彼から毎週末、デートをドタキャンされた私の結婚相談所の
女性会員さん。
彼は年収4桁の仕事が超多忙な男性です。
彼女の希望は「仕事のできる男」ですから、最初のうちは
ドタキャンされても仕方がないと割り切っていたと言います。
ところが、こういうことが何回か続くと、さすがの彼女も
冷静ではいられなくなったようです。
他にお見合いしているんではないかしら・・・・。
誰か本命の女性がいて、デートしているんではないかしら・・・
と、どんどん不安が募ってきました。
そこで、私が男性側の仲人さんに事情を聞いたわけです。
そうしたら、一ヶ月間、彼が休日もなく朝から晩まで働いている
というのは本当のこと。
彼にとって、本命の女性は彼女だけだそうです。
仲人さん曰く「お仕事だから仕方がないですよ。我慢すべきでしょ」
と、ピシャリ！
しかし、仕事が忙しいからとデートをドタキャンされた彼女の気持ちは
どうでしょうか。
きっと、何とも言えない「寂しさ」を感じ、ブルーな気分になったはずです。
結局、彼女はこういった気持ちに耐えられずに交際をジ・エンドに
したのでした。お互いにもう少し頑張ればご成婚かもしれなかったのに・・・。
ご縁がなかったということに尽きるのですが、それにしても
私は彼の対応が残念だったなと思いました。
なぜなら、自分の要求や謝罪のみを伝え、「自分の気持ちを語ること」
をまったくしていないからです。
事実・都合をいくら繰り返しても、相手の心には響きませんよ。
男性のメールは要件のみ伝えることが一般的かもしれませんが、
これは女性には通じないコミュニケーションです。
それでは、どうすれば女性に通じるのでしょうか？
それは、「自分の気持ち」を伝えることです。
例えば「今日は○○子さんとに会えるのを楽しみにしていたんだ」
と、まず気持ちを文字で表現すること。
それから、「・・・・でも、トラブルが発生して休日出勤になってしまった。
だから、会えないんだ」と、次に事実を伝えます。
そして、最後に「会えなくなって、本当にゴメン。残念な気持ちで
いっぱいだ。すごく会いたかったのに」と。
こんなこと恥ずかしくて書けないよ、、、というあなた。
口では言えなくても、文字にすると意外と何でも書けちゃうものですよ。
それを「急に仕事が入ったから会えなくなった」と一行メールでは
何も伝わりません。 相手に寂しさを募らせるだけ。
恋愛の場面で、業務連絡みたいなメールでは通じないのです。
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