「話は合うし、彼と会っていると楽しいんですよね。でも・・・
ドキドキ感がないんですよね。運命の人とは、ビビビッとこなくちゃ」
と、私の結婚相談所の女性会員さん(30代半ば)が言いました。
お付き合いしている彼とは、休みの度に二人でどこかへ出かけて
いますし、メールのやり取りもうまくいっている様子です。
私からすれば、彼らはとてもうまくいっていると思うのですが。
例えば
・理想の人のリストアップの上位がすべて当てはまっている
・譲れない条件、大事にしたい価値観が合っている
・自分が結婚してどんな風に暮らしたいのかがイメージできる
・彼に対する尊敬のポイントが高い
など、すべてクリアしているのです。
ですから、本来であれば、ご成婚に向かってまっしぐら!
になってもいいはず。
それなのに、彼女は何でこんなに【ドキドキ感】や【ビビビッ】に
こだわるのでしょうか!
そこらへんの理由を私は彼女に聞いてみました。
彼女曰く「20代前半に恋愛をしたとき、一目彼を見たときから
ビビビッときた。だから、恋愛にビビビッとドキドキ感は
ワンセットでついてくるものでしょ」と。
どうやら彼女は恋愛に対して固定観念を持っているようです。
そんなありもしないフワフワッ~としたものを求めるあまり、
肝心の彼との【今】をなにがしろにしていると言われても仕方がありません。
実際、ご成婚者のほとんどは「最初は特別になんとも思わなかった
のですが・・・」と言います。
それが、お付き合いを重ねていくうちにだんだん惹かれて
いってご成婚退会となるのです。
そりぁあ、オバサンの私でも映画の世界みたいに
「一目会ってビビビッと恋に陥る」、なあ~んて憧れますよ。
ただ、現実の世界ではこういうことは、そうそうありませんよね。
それよりも、目の前にいる相手とのお付き合いに全力を傾けることです。
その結果、「だんだん惹かれていった」を目指す方が
相手を観察する余裕があるし、断然いい。
「一目でビビビッときて、恋は盲目になる」より、婚活している
あなたには、こちらの方が現実的ですよ。
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