周りの人は幸せそうなのに、自分だけなぜ？

「会社の同僚が結婚することになった」

「友人の○○に子供ができた」

「先日、街を歩いていたら部下が可愛い女性と歩いていた」

などと、私の結婚相談所の男性会員さん（３０代後半）が、

私に、ぼやくこと、ぼやきくこと。

それから、「なんで、周りの人は幸せそうなのに、自分だけ何やっても

うまくいかないんだろう！自分は不幸だ！！」と、だんだん怒り口調に。

さらに「他人を祝福できない自分は何てダメ人間なんだろう・・・」

なんて、自分を責める言葉まで出てきました。

そして、お酒が好きな彼は、お酒の量が増えてきているようです。

確かに、最近の彼の婚活はうまくいっていません。

パーティに出ても収穫なし。お見合いしまくっても、交際に漕ぎつけ

られる人にまったく出会えない。

本当に婚活していると、彼が経験しているような何をしても

うまくいかないときが、あるものなのです。

そんなときですよね。幸せな誰かと自分を比べて、さらに落ち込んで

しまう・・・。

彼だけじゃなくて、誰にもこんなときってあるものですよね。

でも、そんなにネガティブにならなくても大丈夫！

なぜなら、落ち込むことは、じつは向上心の表れだからです。

ただ、心が疲れてしまっているんですよね。

こんなときって、あなたはどうしたらいいと思いますか？

心理学によると、こんなふうに心が疲れたときには、

自分に活を入れるよりも、むしろどっぷりネガティブ思考に

浸ったほうが、気持ちの立ち直りが早くなるそうです。

例えば失恋したとき、明るい曲を聴いて気分を盛り上げるより、

傷口に塩を塗るような悲しい曲を聴いて、ひたすら自分の

世界にこもったほうが、気持ちが吹っきれる確率が高いのです。

だから、自分を不幸だと感じたときは、とことん不幸に浸って

みるのも、ときにはいいのではないでしょうか。

一時期、落ち込んでいた彼は、立ち直り、またお見合いする

ようになりました。