以前、私の結婚相談所の男性会員さん(40代前半)が同じく
40代前半の女性会員さんとお付き合いしていました。
彼は彼女のことをとても気に入っていて、プロポーズをする
つもりだったようです。
あまり女性とお付き合いした経験のない彼に私はこう
アドバイスしました。
「お勘定はすべてあなたが持ちなさい」と。
というのは、彼女は週3日程度のパート勤務だったので
女性少な目の割り勘でも毎回になると負担が大きいかと思いました。
それに、彼にしてみれば婚活数年目でやっと出会った彼好みの彼女。
ここは「僕と一緒のときには、お財布はしまってください」
とカッコよくいきたいものです。
現に、デートのときには一銭も彼女に出させないようにしたとのこと。
彼女も彼に甘えてくれていたのですから、それはそれでよかったのです。
ところがです。
二人仲良く初詣に行ったのですが、お賽銭も彼におねだり。
100円位だったそうですが。
「いっくらなんでも、人のお金でお願い事しても御利益ないんじゃない」と、
その時彼はちょっと気分を害したのだそうです。
さらに、おみくじや破魔矢も彼持ち。
ここまでいくと、気のいい彼も「なんだかなぁ~」という気持ちに
なってきて、彼女と一緒にいる楽しい気持ちが半減したそうです。
考えてみたら、最近は奢っても彼女から「ありがとう♪」の言葉も
聞かれなくなったし、まして、お賽銭やおみくじまで彼持ち。
彼の気持ちがスーッと彼女から遠のいた初詣の出来ごとでした。
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