「苦しいことを凌ぐ」ための方法

こないだ一年が始まったと思ったら、もう2月中旬です。

少しずつ日が伸びてきて、季節が確実に春に向かっているのがわかります。

こんなとき「これから先、春、夏、秋・・・と婚活耐えられるかな・・・」と不安が頭をもたげてくるのです。

というのは、一年の始めは「今年こそ、結婚!」と勢いがあるのですが、昨年から今年の始めにかけてのお見合いが不調で、婚活の最初のイベントであるバレンタインデーも不発となると、途端に「この先、ずっとこんな感じかもしれない」と頭によぎるからです。

そうなると、不安で胸がつぶされそうになります。

まして、お見合いでお互いに笑顔で話しが弾んだにもかかわらずに、相手からお断りの返事。

いつもに増して「ガクッ」とくるのは、こんなときです。

そうなると「もう、イヤだ。耐えられない」と。

そんなとき、あなたは、つい「かたまり」で物事をみてしまっていませんか?

そうなると、この苦しみはずっと続くような気がしてしまうのです。

でも、実際には、そんなことはないですよね。

物事には必ず好不調の波がありますから、不調がずっと続くということはありません。

でも、心が沈んでいるときにはそのように考える余裕がありません。

そんなとき、「苦しいことを凌ぐ」ための方法のひとつとしておススメしたいのは、「細分化」の技法です。

「こんなことずっと続くのか」と思うと、とても耐えられませんが、「今回一回だけ」「今日一日だけ」なら何とかなるという発想を利用したものです。

実際に過去にご成婚された方がこの発想で婚活を乗り切りました。

その方は、「今回一回だけ頑張ってみよう」「せっかくのご縁だから今日一日だけ笑顔で頑張ってみよう」と思ったそうです。

とてもじゃないけれど、今まで○○回お見合いしたとカウントすると、それが「かたまり」となって「こんなにもご縁に見放された自分」とみじめな気持になり次に進むパワーが削がれるのだとか。

だから、”今回一回だけ”と「かたまり」を 「細分化」したわけです。

それで、彼はついに運命の人に出逢うわけですが、その時、いままでしたお見合いの回数を数えたらゆうに50回を超えていたとのこと。

その数字を見てのけぞってしまった彼でした(苦笑)。

彼曰く「自分のような気が弱い人間は、まともに数字をみたら最後まで耐えられたかどうか・・・」と。

この物事を「細分化」する方法を使えば、婚活だけではなく、たいていのことは何とかなると思えませんか。