「彼は、私にふさわしい人じゃない・・・。これだけは確かな事」
「でも、いい人すぎて断るのが悪い気がする。どうしたらいいでしょうか？」と
私は、交際中のある女性会員さんから相談されました。
二人は４回くらいデートをして、映画に行ったり、
郊外に出かけたりしているそうです。
ふさわしい人じゃないとわかっていながらズルズル
お付き合いを続けてしまう・・・というのは彼女だけではありません。
彼女たちは 「いい人」をお断りすることに、とても罪悪感を持って
しまうのですね。
断ろうと思っても、デートの度によくされると、断る理由に困ってしまう・・・。
しかし、自分の心に嘘はつけません。
昔の仲人さんだったら、きっとこう言ったでしょう。
「こんないい人、二度と現われませんよ。今好きになれなくても
結婚してから徐々に好きになればいいのよ。結婚しなさい！」って。
実際に、こうして結婚して幸せになったカップルはたくさんいるのでしょう。
しかし、現代はそうはいきません。
付き合っている人がどんなにいい人でも、それだけでは
結婚を決意するまでいかない場合が多いのです。
結局、彼女の場合は仲人を通してお断りをしました。
断られることもあるし、断ることもある婚活。
ここに必要以上に気持ちを引っ張られると、終いにはお見合いが
怖くなってきます。
だって、これから出会う人に、そうそう悪い人なんていませんよ（笑）。
皆さん、結婚を前提として婚活するいい人ばかりだと
言っても過言ではありません。
折角ご縁があって出会った「いい人」ですけれど、
自分にふさわしくないと判断したら、お断りする勇気を持つことが
大切なのです。
婚活の世界、何かと精神的なタフさが要求されます。
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