女性会員A子さんが、私にこう言いました。
「お付き合いしている彼はとてもいい人。真面目で誠実だし
私のことを大事にしてくれている」
「でも・・・ もっとお給料がよければいいな」
「もっと背が高ければいいな」と。
私は、彼とのお付き合いがうまくいっていると思っていたのですが、
じつは、彼女にはいろいろと不満があったわけです。
A子さんの理想は、真面目で誠実、高給で高身長というところでしょうか。
そこに、彼女のことを大事にしてくれるが加わります。
仮にですよ。
すべてA子さんの条件を充たす人が目の前に現われたら、
はじめは嬉しいでしょうし、満足するでしょう。
しかし、今度はもっと上の条件を充たす男性に目がいったりして。
そう、手に入った瞬間、ありがたみがなくなってしまうんですよね。
こうして、「もっとこうだったら・・・」と、相手を選べなくなってしまう
女性を私はA子さんだけではなく、職業柄、少なからず見ています。
彼女たちの共通点は、今の状態に感謝していないこと。
なぜなら、いつも遠いところをみているのだから。
なぜ今あるものに不満なのか。
なぜ今あるものに感謝できないのか。
これらの気持ちを見つめてみたらいかがでしょうか。
見つめることによって、「もっとこうだったら･･･」の裏側にある
自分の本当の気持ちがわかるかもしれません。
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