プロフィール写真がイマイチ。
自己PR文が少ししか書かれていない。
出身大学が気になる。
アウトドアの趣味ばかり書いてある。
年収が微妙・・・。
などと、よくそこまで深読みできると思えるほど、ジーッと穴があくほど
プロフィールを見ている人がいます。
「そうは言っても、会ってみなければわからないから」と私が勧めても、
「うーん、あまり気が進まない・・・」と、たくさんお見合いのお申込みが
あってもスルーしてしまうのです。
こういう人の特徴として、物事への「期待値」が高く、やる前から目に見える結果や
成果を求めがち。
加えて、「自分の時間を無駄にしたくない」という効率重視の傾向もあります。
そのため実行に移しても、期待が大きいだけその分「ほらやっぱり」「駄目だった」と
いう思いにとらわれやすいのです。
その結果、会う人の数が極端に少なくなるのは当然で、会っても「想像していた人と違っていた」
となり、選ぶ際の基準がもっと厳しくなるという具合。
こうなると、その人の婚活は難しいものになります。
なぜなら、例え婚活ワーク「理想の人のリストアップ」を行い、自分がどういう
人を求めているかがわかったとしても、考えすぎて頭でっかちになってしまうからです。
そうなると、足踏み状態になってしまい、理想の人を探すという最もパワーを要するところが
まるで出来ていないことになります。
これじゃ、何のための婚活ワークだったのか。
頭は、パートナーを見極めるだけでなく、自分自身の良い直感をどう育てるかに
フル回転させていただきたいのですが。
改めて言うまでもないのですが、ある程度の人数に会うことが婚活では必須になるのです。
そこで、こういう人が身につけたいのが、「無駄」の概念を取り入れること。
「うまくいくときもあるし、そうじゃないときもある」「今回はそれでいいや!」
「次回につなげればそれでよし!」と、期待値を下げるというか、私は
「無駄にでも動くことが大事」とアドバイスしています。
その人の気づきは、無駄と思える行動の中にあると思うからです。
とにかく、効率ばかりを求めていたら、結局は行動が限りなくゼロに近づきます。
行動しなければ、本当になあ~んにも起こらなくなりますから。
これ、ホント。
婚活疲れもしないし、そこからもがくという苦しみも経験しない代わりに、
運命の人に出会う可能性も極々少なく、毎日が過ぎてゆくだけです。