お話泥棒にならないコツ

相手が話をしている途中なのに、自分の知っている話になると

割り込んできて、いつの間にかすっかり主人公が変わって

いることがあります。

例えば、女性が「休みの日はよく散歩します。 特に○○公園は

よく行きますよ」と言ったとします。

そうしたら、男性が「あ、○○公園ですかー。あそこも広くていいですけれど

○○公園の方が池もあって緑が豊富で気持ちがいいですよ」と。

さらに、「ずっと前に、そこで仲間と芝生に寝転んでいたら、爆睡しちゃった

ことがあって。アハハハハ」と、すっかり男性が会話の主人公になってしまいました(アチャ)。

ハッキリ言って、これをやってしまうと、相手によく思われない率が高いです。

すっかり会話の主導権をもっていかれていい気がする人はいないですよね。

そして、そういう人は、影で「お話泥棒」と呼ばれているんです。

お話泥棒は、もちろん話下手。

なぜなら、会話では相手が持ち出した話題について、自分も話すことと

決めつけているからです。 この場合は自分が知っている公園の話をして、

さらに自分の失敗談を披露して笑いを取ろうとしています。

これが間違いのもと。 女性は十分話せなかった上に、すっかり聞き役に

回ってしまい、内心”あれっ!?”と思っているし、面白くないはず。

ここは女性が「散歩が好き」と言っているのですから、その女性が主人公

となる質問をしていくといいです。

例えば「散歩って、気持ちいいんでしょうね」、「リフレッシュできるんでしょうね」

と、まずは女性の気持ちに焦点を当てて質問していきます。

そうすると、「散歩しているうちに、疲れが取れます」とか「ずっと仕事で忙しかった

から、公園の緑に癒されました」とか、相手に話してもらえる可能性大。

要するに、相手が持ち出した話題については、あくまでも相手を主人公にして

質問することです。 そうなれば話が弾むし、親しみが湧きます。

くれぐれも”お話泥棒”にならないで。