お見合いなんだから何でも聞いてやれとばかりに、メモ帳片手に
いろいろ聞いてきた人が過去にいました。
聞かれた方は予めメモ帳に書かれた質問に次々と答えなくては
ならないのですから、たまったものではありません(笑)。
まるで、尋問のようなお見合いとは、このことを言うのでしょう。
そうじゃなくても、尋問もどきのお見合いをやってしまう人がいます。
というのは、矢継ぎ早に質問しすぎるのですね。 人によってはこういう人を
「聞きたがり屋」と言います。
いくら何でも初対面なのですから、質問したり、答えたり、少し沈黙があったり
するのが当然なのです。 それが間というものが感じられずに質問攻めに合うと
誰でも思わず引いてしまいますよね。
そんなときには、同じ質問するにしても工夫が必要です。
その工夫とは、自分のことを話した後で質問すること。
例えば、 「休日はジムにいくことが多いんです」 → 「実は最近少し太って
きて、このままじゃいけないと思ったんです」 → 「○○さんは、何か運動は
やられていますか?」 とこんな具合。
といっても、「自分は○年婚活をやっています」→「○○さんは、どれくらいですか?」
なんて聞いちゃダメですよーっ。 これはNG質問です!
このようなNG質問以外は自分のことを先に話して、それから相手に聞くことです。
そうすると相手は決して尋問されているような感じはせずに、むしろ
話しやすいはず。 なぜなら、人は「自己開示」してくれた人には、それに対して
お返しをしたくなるからです。 だから、相手もよく話してくれる率が高まります。
それには、「自己開示」したあとで「質問」をすると、尋問のようなお見合いとは
無縁になりますよ。