恋に落ちたら、理想の人のタイプなんてどうでもよい

私は、仕事柄、いろいろな婚活相談、恋愛相談を受けます。

その中で、結構多いのは、好きな男性のタイプと、実際に恋に落ちてしまう人が

違うというものです。

例えば、その人の好きな男性のタイプは、知的好奇心旺盛でお互いに話し合いが

できる人だったとしましょう。

ところが、好きになった男性とは、気持ちよく話し合いができない・・・。

というのは、こちらの話を平気で遮るし、結局はなぜか自分の自慢話にもっていかれてしまうのです。

それに、欲しい物は何でもパッパと買ってしまう。 欲に忠実というか、経済観念がないというか。

未知の事柄を調べたり、追求するという学習習慣がなさそうで、知的好奇心旺盛な人

とはほど遠い。

こんな感じでネガティブなことばかり出てくるのですが、その男性といると、不思議に肩の力が

抜けて楽ってことがありますよね。

確かに、男と女が恋に落ちるときって、何か一点が共鳴し合うところがあります。

だから、多かれ少なかれ、理想の人とタイプが違っていようと関係なくなってしまうのです。

けれど、これだけ譲れない部分に不一致がありすぎると、結婚してから何とかしようともがくことに

なる可能性あり。

人はそうそう変わらないってことです。

ここで、ある恋愛コンサルタントの名言。

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「あなたの愛で夫は変わらない」

「子供が生まれても夫は変わらない」

結婚前にだめ男なら、結婚したらもっとだめ男になる。

この人は私がいないとダメなんだ。

そう思っているのはあなただけ。

彼の方は全然そんなこと思ってない。 もう一度、言う。

結婚したくらいで、人は変わらない。

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恋愛コンサルタントの言っていることは、すべてとは言いませんが

かなり核心をついていると思います。

10代や20代の人生経験の少ないときなら、好きという感情だけで突っ走って

いけるのです。

けれど、いろいろな経験が増えた30代になったらどうでしょう。

自分がどう生きたいか、どういう家庭を築きたいのか、というところに目を

向けたとき、やはり外せない条件を備えている人じゃないと結婚生活が

大変なのではないでしょうか。

恋愛は一瞬、結婚生活は何十年も続くのです。