婚活ワーク【理想の人のリストアップ】を行っていると、「怒らない人がいい。
怒らない人を選びたい」という声を多く聞きます。
これには理由があります。
子供時代に父親が大声をあげて怒る姿が記憶に焼き付いているからです。
無力な小さい子供には、この父親の姿がものすごく怖かったはず。
そのため、大人になってから「怒る相手には、怖くなって従ってしまう・・・」という人が
少なくありません。
だからこそ、一緒になる相手は「怒らない人」を選びたいと思うのです。
多くの人が「穏やかな人」をリストアップにかかげますが、それはどのような
人なのかをよく考える必要があります。 「穏やかな人」というのは、
「怒らない人」を指すことが多いのです。
ところが、昔から男性には「外に出たら7人の敵がいる」と言われています。
つまり、社会の中で戦っていかなくてはならないのは、今も昔も社会形態は
違えど同じなのです。
それとともに、家族を守らなくてはならない。
そうなると、ここぞと言うときに、怒りの感情をしっかり感じることができ、
相手にはっきりとものを言うことができる人であってほしいのです。
もちろん、度々怒りの感情を表に出す人はよくないですよ。
繰り返しますが、私が言っているのは「ここぞ」というとき。
自分が嫌われ役になってでも、苦言を言える人が本当に信頼できる
人であるはずです。
それを「怒る人は怖いから、避けよう」というパートナー選びをして
しまうと、肝心の時に頼りにならずに、結局あなたが矢面に立たなくては
ならなくなります。
そのとき「こんなはずじゃなかった」と思うのです。
そうならないためにも、単に「怒らない人」から、「穏やかだけれど、
肝心の時には怒りの感情を表せる人」とリストアップを書きなおしましょう。
「信頼できる人」「穏やかな人」「頼れる人」とはこういう要素を含む人であります。