私の結婚相談所では、年初から風邪で体調を崩して
いる人が続出しています。
ま、寒い季節ですし、今年に限ったことではないのですが。
当然、こんな体調の時にお見合いするのは無理ってこと。
それで、私はお相手に事情を話して延期をお願いするわけです。
このときの、お相手の反応が様々。
「くれぐれもお大事にしてくださいね」とやさしいメッセージを
下さる方もいれば、「わかりました。それじゃあ、次はいつ？」
と、次の日程を早く出して欲しいと急かす方々もいます。
彼らには 「高熱を出して寝込んでいるから、少し待ってほしい」
と、私は再度お願いします。
それでも、「大体の日程を出して欲しい」と食い下がってくる人が
いるから、もうこうなったら困りもの。
「弱っている人にやさしいメッセージを下さる人」、
一方、「人が弱っていようが、自分の都合が第一の人」。
この違いって、やはり人間性が出てしまいます。
私は、「思いやりのある人」というのは、想像力がある人なんだと
思います。
たとえば、お見合いで言えば、「自分も体調が悪い辛いときがあった。
そっとしてあげよう」 と思える人。
そう考えると、「思いやりのある」人とは、相手の立場に立って
モノを考えられる人に尽きるのではないでしょうか。
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