恋人同士にとって避けられないのがケンカ。
ケンカもいろいろありますが、本日はたあいもない日常のケンカに
ついてです。
・待ち合わせに遅れた
・連絡をするっていったのに連絡がない
・記念日を忘れた
などなど。
怒りと愛は二人三脚でスキップしてくる
というぐらい付き合っているとケンカが多いものです。
たとえば、次のようなことは, 私が昔よくやってしまった
パターンです。
携帯電話のなかった当時は、約束時間に現れない彼をひたすら
待つしかなかったのです。
最初は何かあったのかという心配の気持ちが、
30分を超えるとさすがにイライラしてきます。
そんな怒りが頂点に達したところに、彼が登場。
そして、私はいきなり言ってしまう。
「ちょっと遅れるって、あなたのちょっとは一時間なの?!」
「なんで、あなたって、いつも、いつも、そうなの!」
そこで、やっと彼が口を開き、
「いや、ごめん、仕事で呼びとめられちゃって・…」
ダラダラと説明をし始める彼に追い打ちをかける私。
「前から言おうと思っていたんだけれど全体的にルーズだよね」
(関係のないことまで口ばしっているよぉ~)
感情がドンドンエスカレートしていきます。
「大体 いつも仕事って、そんなに仕事が大事なら仕事と結婚しちゃえ」
男性もここまでくると反撃に出てきます。
「な、なんだよ。 それ!」
「いつもいつも遅れるわけじゃないだろうが」
「上司に呼びとめられたら仕方がないだろう」
と。
そこで、私はとどめの一発。
「あんたの上司っておかしいわね。
安月給でこき使っちゃって」
(ああ~ 言っちゃったよ~)
彼の顔色がサァ~と変わり、
「お前に言われたくないね! 腰掛けOLのお前に何がわかる」
と、新橋の駅前で大ゲンカになってしまったのでした。
昔も今もこんな感じで、男女のケンカが展開されるのでは
ないでしょうか。
何が言いたいのかといいますと、男と女の 「ケンカ脳」 の
違いについてであります。
女性の怒りの底に渦巻いているのは、
平気で遅れる→私のことを軽く見ているわね→本当にこの人私のこと好きなの
と、このような感じ。
ところが、男性は、
会社を出ようとしたら上司によびとめられた。
だから、俺は悪くない。
無実を証明しようとして、さまざまな証拠を出してきて反論をするわけ。
つまり、
・女性は、感情のところをわかってほしい
・男性は、一生懸命に無実を証明しようとする
です。
というわけで、ケンカを少しでも減らしたいのであれば、
男性は、早い段階で彼女の手を握って、
「わかったよ。心配させて悪かった。寂しい思いをさせたね」
みたいな、リアクションができれば恋の上級者。
女性は、ときには女優を演じることも効果的です。
感情がエスカレートするのをジッとこらえて、
フリだけでもいいから弱弱しく涙声。
女性の方に エェ~ と言われそうですけれど、
感情が高ぶって次から次へと言葉をポンポンと言ってしまうと、
彼との関係が修復不可能になる場合もありえます。
そこでときには、「さびしかったんだよ・・・・クスン・・・・・クスン」
この 「三文芝居嘘泣き作戦」 もアリ だと私は思っているのですけれど・・・。
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