私は、仕事柄、たくさんの婚活している人たちにお会いするのですが、
皆さん、神社・仏閣やパワースポット巡りが好きな人が多いです。
やはり、いつ結婚相手に逢えるかわからない活動ですから、神様に
すがりたくもなるというもの。
その中で面白いことを言った方がいました。
それは、神社に参拝するときは「最初に自分の住所をいったほうが神様が
認識できるので願いが叶いやすくなる」と。
「○○市、○○町、○番地から参りました○○です」というわけですね(笑)。
私はこの話を聞いて思わず笑いが出てしまったのですが、参拝のやり方
は人それぞれですから、何でもアリだと思いました。
そうしたら、 それを聞いた人が「神様なんだから千里眼で何もかも
お見通しなんじゃないの?」と疑問が湧いたようです。
住所を言おうが、何でも結構だと思いますよ(笑)。
ただ、頼みを神様だけに任せておんぶに抱っこでは
その願いは中々叶わないのは確かでしょう。
神社は自分自身の意志を宣言する場所であります。
どんなに願ってもあなた自身が行動しなければ何も始まりません。
神社は「○○して下さい、○○を叶えてください」とお願いするというより
「自分の思いを宣言するところ」。
それとともに、日々を無事に過ごさせていただいていることを感謝するところです。
「祈り」とは「意宣り(いのり)」のことで、必要な努力をしますのでそれを見ていて
下さいと神様に申し上げること。
それでこそ、不安を払拭して、勇気を出して小さな一歩を踏み出すことが
できるのです。
私は、これが「大いなる力を信じる」ことだと思っています。
人間一人の力はたかだか知れているけれど、そこに大いなる力を
信じると力強くなれるから不思議ですよね。
やはり、人間は誰かに見守ってもらっていると思えると自分の力
以上のものを発揮できるのでしょう。
そこで、もう一度、
・ 「神社は思いを宣言するところ」
・ 「日ごろの感謝をするところ」
・ 「祈りとは意宣り」
・ 「念じるとは今に心を込めること」
です。
あなたが祈って(念じて)、神様から念をいただき、心がすっきりと
してこそ目の前のことに心を込められるのです。
そして、ひたすら行動あるのみ!