知り合いの仲人さんが一生懸命に会員さんをご成婚に
導くための指導をするのだけれど、ちっとも響いてくれない
人がいると嘆いているのを聞いたことがあります。
言うまでもなく、まずお見合いをしなければ、ご成婚はあり得ない
わけです。
だからその前段階である「お見合い写真」をきちんと撮ろうと
言っているのに、相変わらずご本人が持ってきたパッとしない
写真を使い続けているんだとか。
私もこのブログで何回も書いていますが、お見合い写真というのは
プロフィールの肝。 本当に「お見合い写真命」なのです。
それなのに、何遍言っても聞き入れてもらえないとこれからの
活動自体がむずかしくなると言っても過言ではありません。
それでも、仲人さんは会員さんのためを思って言い続けたそうですよ。
そうしたら、その会員さんは何と言ってきたと思いますか?
なんと、「これが私なんですから、ありのままでいいと言ってくれる人が
現れるまで待ちます」ですって。
仲人さんは開いた口がふさがらなかったそうです。
この「ありのままの自分でいい」って、本当にくせもの。
なぜって、ある程度お付き合いしてこそ、「自然体のあなたが好き」と
言ってくれる人が現れるからです。
それが、プロフィールの段階で、ぱっとしない暗い写真で何をアピール
できるというのでしょうか!
婚活というのは、「ありのままの自分」がいいと言うのなら、その自分を
いいと思ってくれる人にどう売り込むのか、どのように見せるか工夫が必要なのです。
要するに必要なのは、「営業力」。
それを「ありのままの自分」でいいと言って何もしようとしない人は、売れない
営業マンと一緒なのですよ。