内側から鍵をかけているのは自分

悩める女性

私は、仕事柄、たくさんの婚活している人にお目にかかるのですが、

よく聞く悩み話があります。

その一つとは「いつもお見合いだけで断ってしまう」というもの。

その結果、「婚活が全くうまくいっていない。どうしたらいいんでしょうか?」

となるのです。

結婚相談所では、お見合い後「次に会いたいか、そうじゃないか」の返事を

仲人まで知らせることになっています。

悩んでいる人は、お相手がOKでも、NOのお返事でいつも返してしまうと

いうことですね。

もちろん、会った結果、タイプじゃない、話しが噛み合わない、話しが

弾まなく沈黙しがちなどは仕方のないこと。

しかし、感じも良さそうで会話もそこそこ出来たという場合は、

お相手さえよければ次に進まないと何も始まらないのです。

そういうご縁をことごとく断ってしまう・・・。

理由は人それぞれで、

・ 何となく気乗りがしない

・ 次に会うのがメンドクサイ

・ 相手の体型や些細なことが気になる

・ 定年後郷里に帰るのではないか(えっ!?30年以上先のこと)

など、要するに「何となく会う気がしない・・・」ということですね。

これが何回も繰り返される場合は、あなたは自分の心の中を覗いて

みる必要があります。

つまり、”自分の中の何が次に進むことを拒んでいるんだろうか?”と

自分自身に問うてみるのです。

そうすると、

・ うまくしゃべれない

・ 断られるのが嫌

・ 相手の期待に応えられない

・ 知らない人と接するとエネルギーを使う

・ 自分に自信がない

など、いろいろ出てきます。

これらの答えを認めた上、次に「それじゃ、これから自分はどうしたいのか?」と

自分に問うてみるのです。

例えば、

・ 本当は結婚したくないのかもしれない

・ 求めている人と出会える可能性が低い気がする

・ ”どうせ、うまくいきっこない”と諦めの気持ちがある

・ 過去の失恋の傷が、自分を臆病にさせている

など、いろいろ出てくるはずです。

こういう心の声と向き合ってみることが大事。

そこでまた、「それじゃあ、一体自分はどうしたいのか?」と問うてみるのです。

そうすると、あなたなりの答えを見つけることができるのではないでしょうか。

つまり、答えはあなたの内側にあるもので、鍵をかけているのはあなたなのです。

それを、外側から第三者が一生懸命に助けようとしても、これは無理な話。

そこに気がついてほしいと思います。