男性会員さんが写真撮影する時、私は爽やかに見せるためにブルー系の
ストライプのネクタイを選ぶこともあるし、その人を目立たせたい時には
赤いネクタイを選ぶことがあります。
さて、あなたはどちらのネクタイが女性からより多くの支持を受けたと
思いますか?
答えは断然、「赤いネクタイ」なのです。
もちろん、ブルーのストライプは爽やかさの王道ですから、これはこれで
好感度がいいに決まっています。
しかし、そうはいっても赤のパワーには驚きを感じますね。
その影響力の強さを知っておけば、それをうまく利用できます。
大切なのは、人と会うとき自分をどのような人物に見せたいかです。
『赤を身につけるとなぜもてるのか?』タルマ・ローベル著によると、
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一つの実験で、女子学生の被験者たちにある男性の白黒の写真を
見せた。背景は、赤、白、グレーのいずれかだ。女性たちには、
その男性をどれくらい魅力的と感じたか、どのくらいセクシーだと感じたか
を回答させた。これに対して、赤い背景の写真を見た女性は、白もしくは
グレーの背景の写真を見た女性に比べて、男性を魅力的とみなし、
強い性的魅力を感じる傾向があった。 さらに一歩踏み込んで、赤い色の
なにが女性たちの評価に影響を及ぼすのかを知ろうとした。
そこで、女性学生を被験者に実験を行い、半分の人には男性が赤い
シャツを着た写真を、もう半分の人にはグレーのシャツを着た写真を見せた。
二つの写真はシャツ以外はすべて同じだ。
女性たちに男性の社会的地位と将来の成功の可能性を評価させたところ、
赤いシャツの写真を見た女性はグレーのシャツの写真を見た女性より、
男性の地位が高く、将来成功する潜在能力が大きいと判断した。
同じ男性なのに、シャツが赤いだけで地位が高いとみなされたのだ。
赤い色は、男性が女性の魅力をどう感じるだけでなく、女性が男性を
どのくらい魅力的に感じるかにも強い影響を及ぼしているのである。
男性の赤は、支配性を連想させて女性を引きつける。
赤がパワーと権威と支配性を連想させることを直感的に感じ取っているの
しれない。
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こういう本を読むと、実生活で利用しやすいですね。
社交や商談の場には、赤いものを身につけて行けばいいのです。
それならば、お見合いの場も同じようなもの。
赤いネクタイを着けていけば、支配性、地位が高いという印象を相手に
与え、良い結果を出すことができるかもしれないのです。
実際に、私の相談所で写真撮影からお見合いまで、すべて赤のネクタイ
で通した男性がいました。
彼は堂々とした男性でしたから、お見合いからの交際率が抜群でした。
これも性格だけではなく、赤いネクタイが影響したに違いないと私は
思っています。
繰り返しますが、人と会う前には自分をどのような人物に見せたいかを
自分自身に問いかけるべきです。
そうすると、「赤いネクタイ」というのは、婚活にピッタリだと思いませんか。
あなたも赤の影響力を信じて、「赤いネクタイ」で勝負!ですよ。