「上手な質問をしていますか?」 パート2

人間誰しも生きている限り、いろいろ悩みがあるものです。


私を含めて、多くの人は口に出さずとも、


「こうなれたらいい」


「ああなれたらいい」


というなりたい自分が心の中にあるのだと思います。



特に 「なりたい自分」 と 「現在の自分」 との距離が


かけ離れているときに、私たちは強いストレスを感じてしまうのです。



つまり、なりたい自分があるから、そうでない自分に


悩むわけですよね。



そんなときには、自分自身に次のように問いかけてください。


たとえば、


・どん底を0点とします


・何もかもOKを100点とします


・「今は何点?」 = 自分の現状に点数をつける


・30点 (とする)


・何があるから30点? (現在あるものに目を向けて点数をつける)



それから次の質問に進みます。



「今の30点より、ほんの5点でもいいから良くなっていたとしたら


 今と何が違うのか?」



こういう風に自分自身に問うてみてください。



現在婚活を考えている人なら、



・そろそろ結婚を考えているのだが、会社と家の往復


・相手と出会うチャンスは0


・今あるものは、勤続○年の会社、健康、両親 


・自分で現在の点数をつけると40点



そこで、「5点上がって45点になったらどうなる?」


と自分に問います。



そうすると、合コンは初めてだけれど、参加してみる など


「今できること」 に意識が向くようになります。



ですから、悩んでいる今を否定しないで、


そこから出来ることに注目する、


大切なことは、その悩みからどこへ向かうかということです。



「今よりもほんの5点でもいいから良くなっていたとしたら


 今と何が違うのか?」 は、


こんなときに役に立つ自分自身への質問だと思います。




この質問を 「スケーリングクエスチョン」 と呼びます。


先日受講したセミナー講師が心理療法家のスズキケンジさんから


聞いたお話だそうです。



そして、実際行動してみると、新たな情報や刺激が入ってきます。


そこでまた試行錯誤するかもしれません。


そしたら、またその段階でスケーリングクエスチョンをします。


その結果、一度した選択をし直すこともあるかもしれません。



中には、5点なんてチマチマしてドンくさくてやってられない


と思う方もおられるかもしれません。



しかし、「前向きな自分をつくる」 で書きましたが、


一歩、一歩進んでいくうちに、脳内のネットワークが


強化され、ある段階から加速度がついていく


ということがあります。


そこを信じていただきたいと思います。



私の好きな言葉なのですが、どんなにピンチにおちいったと


しても今そこで踏み出せる一歩があります。



いまこの場でできる、小さな一歩を踏み出すことに


生きる意味があると思うのです。

 

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