メンドクサイを越えて恋愛の土俵に立つ

どこの結婚相談所でも、そうだと思いますが、

会員さんが交際中の場合、

2週間に一度位経過を報告していただきます。

カウンセラーである私が、

「ここはああした方がいい」

「あそこはこうした方がいい」

「もっと男心、女心を勉強しましょう」

などと、アドバイスをするわけです。

私は、この時に、会員さんの顔と態度をよく観察します。

反応は人それぞれです。

そして、私にはすぐわかります！

この人は、私のアドバイスを聞いてくれて、

すぐに行動に移してくれる人かどうかって。

中には、口には出さずとも、顔を見れば言わんとすることが

分かる人がいます。

「ええ～、メンドクサイ！」

「異性と付き合うのって、こんなにメンドクサイの！」って。

「メンドクサイんですね！！お付き合いって」

と、思わず声を上げる人もいます。

そりぁあ、私も彼らの言うことに少しは同意します。

だって、全く違う環境で育ってきた男女が分かり合うためには、

コミュニケーション能力が必要となります。

これは、普段の生活の中で、あまり鍛えていない分野ですもの。

とまどって当たり前。

男女のお付き合いって、自然に会って、自然に親しくなる・・・

ってカン違いしている人がいかに多いか。

だから、簡単にはいかないことがわかった時に、

「メンドクサイ」　という言葉が出てくるってわけ。

だけど、「メンドクサイ」を越えていかなければ、

恋愛の土俵で勝負できないんですよ。

「あ～あ、メンドクサイ、もう、や～～めた」　とあなたが

思うなら、それはあなたのご自由。

ただ、メンドクサイという言葉の先には、

あなた自身の成長はないってことは確か。

「メンドクサイけれど、新しい世界を見てみるかっ！」

という人に、恋愛の扉は開くのです。