帝国ホテルでの私の楽しみは「人間ウォッチング」

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昨日は定休日でしたが、お見合いが2件あったため、帝国ホテルに

立ち会いに出向きました。

帝国ホテルのロビーの黄色いお花に一足早い春を感じます。

こちらのホテルは一歩足を踏み入れた瞬間から、他のホテルとは

明らかに空気感が違うのです。

ひと言で表現するならば「重厚感」。

さすが、長い歴史を経たホテルだけに、「格の違い」を感じさせます。

私はこちらのホテルのロビーのソファーで読書をするのが楽しみ

なのですが、それ以上に楽しみなのは「人間ウォッチング」です。

例えば、私の隣にすわっている老紳士は、一目で仕立ての良さがわかる

スーツを着ていて、そのスーツにピッタリな帽子を被っています。

まるで、英国紳士のようです。 その方は向こうからやってきた素敵な老婦人と

一緒に腕を組んでゆったりとレストラン街の方に歩いていかれました。

本当にぴつたりと息の合ったご夫婦です(勝手に決めつけています)。

だって、お洋服の趣味がぴつたり、歩く速度がびつたりなんですもの。

その立ち振る舞いが優雅なこと。 私は見とれてしまいました。

帝国ホテルのお客様は他のホテルと比べると年齢層が高い人が多いようですが、

きっと昔からの常連なのではないかしら・・・なんて私は想像しています。

だって、そこにいる姿があまりにも自然なんですもの。

帝国ホテルの雰囲気とその人が見事に溶け合っているのです。

散歩がてらお昼を食べにきたという感じ。 こういう方はいつもオシャレしているから

特別というわけではないのでしょう。

なあ~んて、私は勝手にストーリーを作って、楽しんでいるのです(笑)。