前回は 「人の話をよく聴くこと」 の大切さを
お話しましたが、今回はその補足とまとめです。
みなさん、合コンやパーティーに行く機会が
あったら一度周りの人を観察してみてください。
意中の女性の気を引きたいがために
面白くもない話や自分の話をしまくる人がいます。
こういうパターンは大体 失敗する確率が高いようです。
一方、モテる人の話術を観察すると、
最初は自分でたくさん話すかもしれませんが、
次第に相手を巻き込みながら
相手に話をさせます。
そして最後には聞き役になっています。
なぜ、「人の話をきちんと聴く」 と好感度がUP
するのでしょうか?
それは、人間には 「承認欲求」 というのがあります。
「人から自分の価値を認められたい」 という欲求のことで、
現代人はこの欲求に枯渇しています。
これがマイナスに働くと、
人から認められたいがために
自分をアピールしたくなって
ついつい自分の話をしすぎてしまうのです。
会話をキャッチボールにたとえると、
「しゃべりたい病」 の人は、次から次へと
ボールを投げてきます。
それも相手が受けづらいボールや
受けられないボールを。
コミュニケーションは一方通行では
成立しません。
相手が受けやすいボールを投げるという
思いやりが大切です。
人は誰しも 「自分の話を聴いてくれる人」 に
プラスの感情を抱くものなのです。
ですから、相手の話を聴こうと努力して
その結果 「共感することが30パーセントくらいあった」、
これでいいのです。
こうして、共感度が高まり好感度がUPしていけば、
そこには人間関係、信頼関係が成立していきます。
信頼関係ができると、そこで初めて、
・もっとこの人のことを知りたい
・この人の言葉に耳を傾けよう
という気持ちになり、相手に心を開いていくのです。
2回にわたってお話してきましたが、
すべてのコミュニケーションの始まりは、
まず 「相手の話をよく聴くこと」 です。
言葉と言葉が出会い、
人間と人間の出会いを意味のあるものにしていくのが、
「会話」 なのです。
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