君に出逢うために、いままでがあった。

以前、私の結婚相談所の女性会員さんが、

今にも泣きそうな顔をして、私のオフィスへ来たことがありました。

理由を聞くと、昨夜交際中の彼と居酒屋で一緒に

お酒を飲んだそうです。

最初は楽しくお酒を飲んでいたそうですが、

その内、彼の話が過去のことに・・・。

彼の生い立ちから現在まで、「結構重い話だった・・・」と彼女。

さらに、彼の話を聞いて気持ちが暗くなり、昨夜はろくに

眠れなかったと言うではありませんか。

恋する二人にとっては、内面について語ることは大切なことです。

でも、こういう暗い話をする時には、相手がどう受け取るか

を考えなくちゃいけません。

ちょっと、考えてみてください。

不幸話のオンパレード。

聞く方にも暗い気持ちが伝染してやり切れなくなります。

こういう時には、ちょっとした工夫が必要なのです。

そのちょっとした工夫とは、あなたはなんだと思いますか？

それは、不幸な話をするときには、必ず「それによって得た今」

を語ることです。

ほら、あなたも思い浮かべてください。

最悪だったと思う出来事にも、どこかはプラスに

なっていることがあるでしょう。

たとえば、「あの時はこの世で自分が一番不幸に思えた。

でも、このままでたまるかっ！って思って頑張ったんだ」と。

つまり、【不幸話　＋　それによって得たプラス面】、

これをセットにするのです。

自分の不幸によって、これだけのことを得て、現在があるって

ことを語れば、あなたの評価は良くなる可能性大なのですよ。

もし、何も思い浮かばなかったら、

「すべて君に出逢うために、いままでがあった」

と言えばいいんです☆