あなたは、ミスターチルドレンの曲で、
「シーソーゲーム」 という曲をご存知ですか?
その中の一節に、
「恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲーム」
というのがあります。
この一節、人間関係の本質を突いているなぁ
と思い、私は好きなのですが。
恋愛は、特にエゴとエゴのぶつけあいという側面が
強いのですが、
「人間関係は、大体において、エゴとエゴのシーソーゲーム」
と言えるのではないでしょうか。
エゴとは、
「自分が自分がという気持ち」
です。
自分が自分がという気持ちのぶつかり合いからは、
「共感」 も 「繋がり感」 も生まれません。
では、どうすればいいのでしょうか?
それは、
「相手の話をよく聴くこと」 です。
でも、わかっちゃいるけれど、これって結構むずかしい
と思いませんか?
なぜなら、自分が自分がという気持ちを一旦抑えて、
相手の話に耳を傾ける、
つまり、この 「エゴ」 を抑える、
「エゴ」 をコントロールするのが難しいからです。
「人の意見に耳を傾けるよりも
自分の意見を言うのが大好き」
という方々があなたの周りにもいませんか?
こういう方々は、「人の話を聞く」 ことは頭ではわかっていながら、
自分の専門分野の話や違う価値観、意見などを
聞くともう抑えがききません。
「いや、それはそうじゃなくて ペラペラペラペラ~~~」
などと、相手の話が終わっていないのに割り込んできて、
自分の話を始めたりしてしまいます。
こうなると 「しゃべりたい病」 です。
自分のことや考えをしゃべりたくてどうしようもない人、
こういう人をしゃべりたい病の人と言うんです。
「しゃべりたい病」 の人は、
他人からの好感度を著しく下げます。
なぜなら、たくさんしゃべるから
好感度が下がるのではなく、
「相手の話を聴かないから」 です。
もう一つ、
「しゃべりたい病」 と 「おしゃべり上手な人」 とは
違います。
「おしゃべり上手な人」 はたくさんしゃべるけれども
相手の気持ちを配慮しつつ、
時には相手にも質問や話題を振りながら
おしゃべりを盛り上げる人です。
おしゃべり上手な人は、じつは聞き上手でもあるのです。
本日は、「人の話をよく聴くこと」 は結構むずかしいことを
お話しました。
ポイントとしては、
・よく聴くためには、自分のエゴを一旦抑えたり、
・コントロールしなければならない
ということです。
このようなことを意識して、人の話が聴けるようになれば
自然と 「共感」 と 「繋がり感」 が
生まれるのではないでしょうか。
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