よく会員さんがこんなふうに言います。
「ちっとも階段を上っているように思えない」と。
ビジネスでも何でもそうですが、何かがうまくいっている時、
あなたは階段を一段一段上がっていく自分の姿をイメージしませんか?
だから、お見合いが思うようにいかない時期が続くと、こういう表現をするのでしょう。
要するに頑張っているのに結果が出ないし、「もっと頑張らなくちゃ」という想いだけが
空回りしてしまうのですね。
そんなあなたの「成長の階段のイメージ」は直線的なものです。
しかし、階段には「らせん階段」というものがあるのをご存知ですよね。
らせん階段は、同じ場所をぐるぐる廻っているように思えるけれど、
確実に上に上へと上がっているのです。
だから、決して不安になることはない。
あなたの成長階段のイメージを「直線」から「らせん」に変えていくのです。
例えば、これ、実際にあった話ですが、10回以上連続でお見合いを断られた人が
過去にいました。
その事情がどうあれ、これだけお断りをされると傷つくし、凹みまくります。
もちろん、その人は一つ一つのお見合いを丁寧にやったし、別にその人の
態度や話し方や服装などに問題はないのです。
しかし、「巡り合わせのいたずら」でこういうことが起こり得るのですから、
婚活ってタフな精神力が確かに必要ですね。
そんなとき、私がその人にしたアドバイスは「今、あなたはらせん階段を登って
いる途中なんだよ」と。
たまたまそういうところを登っているだけで、同じことは続かないからと。
そうしたら、本当にあるところから、うまくいくお見合いが続くようになりました。
だから、婚活がうまくいかないときは、「自分はらせん階段
を登っている途中だ」とか「そのうち、流れが変わってくる」とか、頭の中で
イメージするといいのです。
そうすると、「もう少し登ってみよう」「あと少し」「あと少し」「あと少し」という気持ちに
なり、動きが完全にストップすることが少なくなります。
そうこうしているうちに、必ず、いい出会いがあるものです。
もちろん、これ、動いていない人にはありませんから。