相手が話したい「ツボ」をおさえる

お見合いの席で、話しに詰まってしまうという悩みは、

婚活している人なら誰でもあるのではないでしょうか。


たとえば、先日、私がお見合いの席に同席して聞いたお話。


男性が、「春頃から忙しくて、夏は特に忙しかった。

 やっと仕事が一段落して、9月に休みを取れた」と。


そこを、女性が、「ああ、そうですか。大変でしたね」

で終わってしまって、次の話題に移ってしまいました。


これは、もったいない。


先に上げた男性の話には、3つもキィーワードが

あります。


一つは、仕事が忙しかったこと。

二つは、やっと仕事が一段落したこと。

三つは、9月に休みが取れた

こと。


3つキィーワードがあれば、それぞれのキィーワードに

対する質問をしていけばいいのです。

たとえば、

一つは、「何かプロジェクトでもおやりになっていたんですか?」

二つは、「残業が多かったのですか?お体大丈夫でした?」

三つは、「お休みはどこかへ旅行をされるのですか?」

とこんな具合に。


こういう風に相手が話したいツボを押さえた質問をして、

相手から話を引き出すといいですね。


そうすれば、

・相手がどれだけ仕事が忙しかったのを分かって

 もらいたいのか

・大変だったけれど、仕事が一段落した充実感なのか、

・やっと休みがとれる解放感なのか

相手の感情がわかります。


そこで、「大変だったですね」「すごい!」「楽しみですね」

などの相づちを返せば、相手と同じ感情を共有できます。


その結果、たった一時間のお見合いでも

話しの山場を作ることができるし、相手に好印象を与えることができるのです。


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