私が仲人になった頃は婚活に疲れを感じる年齢は30代後半の人が
多かったのですが、今は30代半ば頃からそれが始まっています。
というのは、女性の体について医学的な面から出産に関しての知識を得る
機会がテレビやネットなどで昔とは比べものにならないくらい多くなってきたからです。
そうなると、なにがなんでも結婚して早く出産しなくちゃ!と脅迫観念に
似た想いに囚われる人も出てきます。
実際、そんな必死さを持って婚活する人も少なくないのです。
そうなると、どうしても心の余裕を失いがちで、仲良しの○○ちゃんが結婚した、
同僚の○○ちゃんが赤ちゃんを出産したのに、ちっとも喜べない。
そんな自分が嫌になるけれど、それが正直な現在の気持ちなのだからしょうがないのです。
そんなあなたの根底には、「結婚していない自分への否定」「結婚して子供を持つことが、自分に
とっての絶対的な幸せ」「今の生活が不安」「とにかく不安な自分から抜け出したい」というような想いが
横たわっています。
このように自己否定と現実否定が婚活のモチベーションになっているのですから、
「とにかく結婚!!」となりがちなのです。
しかし、結婚は当然のごとくゴールではありません。 目的は「金婚式」を迎えること。
目的は達成されたものの「こんなはずじゃなかった・・・」とならないように、30代半ばの結婚なのですから
自分の望む人の優先順位だけは外さない人を選びたいものです。