風が入る度にチャリーンと、とってもいい音がしてきます。
春に「理想の人のリストアップ」のセミナーを開催したのですが、その時に参加された
Mさんがオフィスに遊びに来てくださいました。
お土産に「風鈴」を下さったのです。
風鈴と言えば、私の子供の頃はどこの家も夏は風鈴を軒下につり下げて、
チャリーン、チャリーンといい音がしたものでした。
今思うと、音というのは不思議なもので、風鈴の音で暑さを和らげるとともに強烈で
短い夏のはかなさを味わっていたような気がします。
夏の真っ最中は、ギラギラした太陽と向日葵と風鈴に同じような強いリズムを感じましたが、
夏の終わりになると、風鈴の音を聞くと途端に寂しくなったものでした。
私は夏というと、子供たちが一列に縁側に座らされスイカを食べたことと、
畑や川や山がある自然の中を思う存分走り回って過ごした思い出があります。
そして、風鈴の「チャリーン」という音。
何も考えずに遊ぶことだけに夢中になれた懐かしい日々。
それが、「チャリーン」という音とともに、よみがえってきます。
現代は、マンション住まいで風鈴をつるすのは近所迷惑になるのではと
いう話を聞いたことがあります。
その点、Mさんが持ってきて下さったのは、室内用の風鈴です。
子供時代の幸せな日々を風鈴の音とともに、思い出されて幸せな気持ちに包まれています。
そして、そういう子供時代を過ごさせてくれた亡き両親に感謝の思いでいっぱいです。
Mさん、本当に素敵なプレゼント、ありがとうございます!