ついこないだの日曜日にご成婚退会された男性は、たった一回のお見合いで
素敵な女性と結婚されたのですが、繰り返しますが「たった一回」のお見合いで
ご成婚が決まることは稀なことなのです。
大手の結婚相談所でもそうそうないことだと聞きますので、まして私のような小さな
結婚相談所はなおさら。本当にびっくりするような出来ごとなのです。
こういうことが、立て続けに起きるとは!
長年仲人をやっていると、そういうこともあるのですね。 私自身が驚いています。
今週初めに女性会員さんから、結婚を決めたことの報告がありました。
最初から自分の気持ちを素直に話せたと彼女は言っていますが、
そうはいっても、婚活を始めたばかりで他の人とも会ってみたいという
人がほとんどだと思います。
そのうちに、最初に出会った人の印象がだんだん薄れてくることも少なくありません。
それが、たった一人に一途に突き進んでいき、他の人は眼中になくなる人もいるのです。
こういう人は、自分の勘を信じられるのでしょう。
私の知人曰く、「人生で出会える異性は限られている。
だからこそ、その人が運命の人かそうじゃないか・・・自分の心の声に従ってゆく」と。
その人も、出会って一ヶ月もたたないうちに結婚を決めました。
もちろん、自分の心の声に従った末の決断です。
結婚30年以上経った今も、ご夫婦でよく旅行に行かれています。
私の考えですが、そりゃあ、結婚するのですから慎重になりますが、あまり
考えすぎても決断できないものです。
だから、直勘で一緒になってもOK。
譲れない優先順位をクリアしている人なら、えいっ!と結婚してもOK。
どうしても足踏みを踏んで、決断できないのもOK。
ただし、この場合、先延ばしはよくありません。
あなたの返事を待っている相手がいるのですから、どちらかを「選択」するのです。
「選択」すれば、また次の人生の展開が待っています。
こういうとき、私はなぜかシェークスピアの有名な名言が頭に浮かぶのです。
「生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ」