「よくやっている自分」を褒める

HW032_L

あなたは子供の頃、親御さんにことあるごとによく褒められたのでは

ありませんか。

そのせいもあって、あなたの能力はどんどん伸びて現在があるわけです。

ところが大人になったあなたには、よほどの成果や結果を出さない限り、

おそらく誰も褒めてくれないでしょう。

あなたの周りの人たちも、やらなければいけないことが多すぎるし、皆それぞれ

ノルマがあるので自分のことで精一杯になっています。

あなたばかりではなく、皆このような環境で生きているのです。

そうすると、どんなに一生懸命やっても「それが当たり前」になり、次々にハードルが

高くなります。 目標を持つことはいいことですが、それにともない心が疲れてくることが

あるかもしれません。

そんなときは、自分で自分を褒めようというのが私の考えです。

私がその話をすると必ず、「自分で自分を褒めても本当の満足は生まれないのでは」と

言われます。

しかし、自分で自分を褒めることにはたくさんの効用があるのです。

まず、完璧主義を目指さなくなります。

たとえ、いつものような出来でなくても、そのことで自分を責めるのと

褒めるのでは大きな違いがあるのです。

自分のことを責めることは、自分を痛めつけるのと同じ。

あなたの心は傷ついているのです。

そういうときは、「自分としてはよくやったじゃないか」と声に出して、身体をナデナデしてあげると

いいのです。

私の場合は、「良く頑張ったね」と自分自身をハグしてあげています。

そして、「これでいいんだよ」とか、「このまま前に行けばいいんだよ」と自分を励ますと、

気持ちが上向きになり前向きになってくるから不思議。

即効性は期待しないでくださいね。 ジワリジワリと効いてきますから。

これって、自分で自分を癒してあげているんです。

いつも、いつも、自分を叩いていたらあなたの心は悲鳴をあげてしまいます。

だから、自分自身に「よくやっているね」と声をかけて癒してあげることが

どんなに大切なことか!

特に、婚活というのは○月○日運命の人に逢えるなんてことは、誰にもわから

ないのです。 そういう活動をやっている途中では、息切れが頻繁に起こります。

そのときには、「よくやっているね」「がんばっているね」とことあるごとにあなた

自身を褒めてあげてください。

自分のいたらないところを責めるのではなく、出来たところを褒めるのです。

「よくやってるね~」とあなたの心に声をかけて、癒してあげてくださいね。

そうやって、モチベーションを保っていくのです。