もうずいぶん前の話になりますが、七夕の日に結婚を決心したカップルがいます。
二人はお見合いをしてから、まだ一ヶ月にもならなかったのです。
それでもお互いに好きになってしまえば、何て言ったって結婚前提の結婚相談所
ですから話は早いのです。
それに、30代、40代の男女ですから、生きてきた分の経験や勘がお相手選びにも
活きてこなければいけません。
二人の場合もお見合いのときから、お互いに何だか初対面と思えぬ懐かしい人に出会った
ような気がしたとのこと。
きっと、前世というものがあるのなら、恋人同士か夫婦だったのかもしれませんね(笑)。
そんな二人が、七夕の晩に平塚の七夕祭りを見物に行ったのです。
すぐに目についたのが大きな笹の木。
周りの人たちは、色とりどりの短冊にそれぞれ願いごとを書いています。
二人も早速、短冊にそれぞれの願いごとを心を込めて書きました。
書いたものを二人で見せ合ったとき、彼女の目から涙がこぼれたのです。
それは、彼の短冊には「○○ちゃん、僕と結婚してください。幸せにします!」と
書かれてあったのでした。
彼女の短冊には「○○さんと結婚できますように」と。
二人の願いは同じだったのです。
周りに人がいたにもかかわらず、彼女は嬉しくて泣いてしまったそう。
これぞ、七夕プロポーズですね☆
この話を聞いた私は、とても嬉しく、またロマンチックな気持ちになりました。
二人はそれからすぐに結婚、今では二人のお子さんの良きパパとママに
なっています。
七夕の夜の幸せなお話でした。