結婚相談所ではお見合い終了後、結果を仲人さんに知らせる
ことになっています。
ところが、返事が遅い女性が少なくありません。
それで、催促すると「相手の方は何て言っていましたか?」と相手の意向を
確認しようとするのです。
この場合は、たとえ本心ではお相手を気に入っても、男性の返事がNOなら
「私もお断りします」と答えます。
これも私にしかわからない、プライドの現れです。
このように、相手の出方を見ながら決して自分は傷つかないように振る舞う態度、
これが婚活のあらゆる場面に出てくるのです。
言うまでもなく、婚活は断ったり、断られたりする場面がたくさんあります。
プライドの高い人は、まず、これに耐えられない。
断られたりすると、「なんで、この私が!?」と思ってしまうのです。
要するに、自分自身が否定されたような気持ちになってしまうのですね。
連続して断られようなら、もう立ち直れないほどショックを受けてしまうのです。
明らかにご本人に原因がある場合もありますが、多くの場合、そんなに明確な理由など
ないのです。 会話のノリがちょっと違うとかフィーリングが合わないとかタイプじゃないとか・・・。
お見合いというのは、そんな感じでお断りされてしまうことも多いのです。
ですから、ご本人がそんなに気にすることはないということ。
そんなことで気に病むならば、次に進んだ方が得策なのです。
それが、プライドの高い人は許せないのですね。
自分が傷つくのは耐えられないという叫びでもあることはわかります。
しかし、婚活していく上で、断られたり、断ったりは当たり前のこと。
このことを前提条件にして婚活していかないと、あなたは傷だらけになるということです。
そして、「もう耐えられない・・・」と自ら婚活の舞台を去っていくのです。
これが、何とももったいない。
もちろん、プライドを持つことは素晴らしいことです。
ただし、プライドの高さのバランス良くするのが大切じゃないでしょうか。
そうじゃないと、いつも自分をかばって生きることになります。