自分磨きに精を出せば出すほど失うもの

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仕事も長いキャリアを持ち、年収も500万円以上、インドアからアウトドアまで

多彩な趣味を持ち、なおかつ資格試験にも挑戦している女性を私は何人も知っています。

彼女たちは、他に多種の習い事もしていて、いつも手帳はまっ黒です。

それに、彼女たちはキレイ!

スポーツジムに通って身体を整え、ヨガ教室で心を整え、エステでお肌を整えているわけです。

そんな彼女たちは、私から見て完璧です。 磨きに磨きあげられた女性と言ってもよいでしょう。

向上心を持ち、毎日を充実させています。

ただ、こういうピカピカの方々が婚活の舞台にデビューすると、それに釣り合う男性の数は

絶対的に少なくなるし、彼女たちが意識しなくても、目線がどんどん高くなってしまうということも

必然的に起こります。

だから、自分にふさわしい人を見つけるためには長期戦の構えで臨むことが必要です。

それから、もう一つのパターンがあります。

それは、磨くばかりで磨かれた自分を表舞台に出すことをしないので、「自分磨きの職人」に

なってしまう人がいます。

どんどん磨かれている自分に酔ってしまって、それで満足してしまうのです。

その結果「一人でも楽しく生きていける」と言います。

ま、人生は人それぞれ。 別にそれがどうのこうのと言っているわけではありません。

ただ、人間は年をとっていくもの。

今がよくても、この先今の楽しみがずっとそのまま楽しめるかというと違うかもしれません。

「一人で生きていく」というのは、そういうことも見越して、それでも一人で楽しく生きていくと

覚悟することではないかと思うのです。