口数が少なすぎるーーっ

a0002_010348

ルックスがいいし、身長もあるから何を着ても見映えがする男性がいます。

こういう男性は、性格も何もわからない段階では、かなりの確率で次のおつき合いと

いうステップにいけるのです。

しかし、おつき合いの段階で物をいうのは「コミュニケーション力」。

映画に行っても「面白かったのか、そうじゃなかったのか」、食事をしても「美味しいのか、

そうじゃないのか」、いまいちわからない。

つまり、言葉が少なすぎる男性がいます。

そうなると、女性の方が気を遣うのが大体のパターン。

多くの女性は、他人との和とか共感を大事にしますから、サービス精神旺盛なのです。

それで、次から次へと話題を提供して、しまいには疲れ果ててしまうのです。

私の若い頃、「男は黙ってサッポロビール」というCMがありました。

後ろ姿に哀愁を感じさせる亡き俳優の高倉健さんが、グビッとビールを飲むCMが

ヒットした時代があったのです。

その時代は、男は寡黙な方がよいという社会の刷り込みがありました。

こういう時代に生まれていたら、言葉少なくても何とかやっていけたかもしれません。

けれど、時代は平成27年。

高倉健さんのCMがはやった時代は昭和です。

特に婚活の場では、言葉で自分を表現することが要求されているのです。

ということは、「コミュニケーション力」が乏しい男性は婚活の舞台から淘汰されるっていうこと。

相手とポンポンとキャッチボールが出来なくてもいいから、美味しいものを食べたら

「美味しい」と言ってほしいし、映画を観たら一言感想を言ってほしい。

もし、あなたが「ありのままの自分でいい」なんて思っていたら、よほど運命の相手に

出会わない限り、振られ続けることになる可能性大なのです。

そう考えると、「ありのままの自分でいい」なんてはずないですよね。