最近のマイブームは煮物作りです。
以前は、昼ごはんは近所のお弁当屋さんでお弁当を毎日買っていました。
私のオフィスはキッチン付きなので、料理しようと思えば出来るのです。
しかし、オフィスは仕事場ですから、そこでまさか料理をするようになるとは思ってもみませんでした。
きっかけは、週何回か事務関係の仕事の手伝いをして下さっているスタッフの方が、
「雑穀米が身体に良いから、お昼はそれを食べよう」と言い出したのです。
そんなこと言われたって、炊飯器もないし・・・。
けれど、食生活は生活の基本だし、仕事はますます忙しくてそんな暇はないと思いつつ、
一合炊きの炊飯器をアマゾンで購入したのでした。
それから、雑穀米を炊き、おかずを作ってお昼にスタッフと一緒にお家ご飯をしているのです。
私の作るおかずは、ほとんど煮物。
ヒジキ、野菜の煮物や小松菜の煮びたしなど。
考えたら、今私が作っている料理は、亡き母が作ってくれた料理なのです。
私の時代はコンビニなんてありませんから、どこのお母さんたちも三食台所に
立っていたもの。
私なんて、子供の頃、だしをとるための鰹節を削る係だったんですよ(なつかし~)。
大きな鰹節を専用の削り器で包丁を研ぐような感じで削るのです。
ちいさな手で全身の力を使って削ったものです。本当に懐かしい。
「食」の習慣というのは、子供の頃の何を食べていたかによると言いますが、
これって本当ですね。
いつの間にか、母が作ったのと同じようなものを作っているのですから。
雑穀米も美味しいんですよね☆
こういうご飯を食べ始めてから、身体が満たされるというか、
身体がこういうものを欲していたんだなとわかるのです。
「身体が喜んでいる」という感覚。
何とも心地よい満足感。
やはり、生活の基本は食生活ですね。
今さらながら気がついた。