先週末は、朝から晩までお見合いの立ち会いや面談があり
2日間が台風のように過ぎ去った感があります。
忙しいことは有難いことです。
土曜日は、お見合いの件数が10件以上ありました。
私は朝から晩まで横浜ベイシェラトンホテルでお見合いの立ち会いをしました。
合い間にロビーで会員さんと話をしたり、メールを打ったり、書き物をしたり、
本を読んだり、まるでオフィスのようですね(笑)。
夕方からのお見合いの立ち会いで、先方会員さんの仲人さんがお見えになりました。
仲人歴40年以上の大先輩です。
こういう大ベテランの仲人さんを目の前にすると少し緊張気味になる私なのですが、
こちらの仲人さんはとても気さくな方。
仲人さんのご提案で、「私たちも一緒にコーヒーを飲んでいきましょう」ということになり
同席することになったのです。
というわけで、ティールームで4人、「ザ・お見合い」です(笑)。
私が仲人になった時代は同席が当たり前でしたが、最近ではほとんどしなくなりました。
一部の会員さんからは、話の取っ掛かりだけでも仲人さんが一緒だと助かると
いう声もあるのですが、基本的には二人で会っていただくことが多いです。
「ザ・お見合い」ですが、お話は主役のお二人より、仲人さん中心に展開していきました。
仲人さんによると、昔からご近所の娘さん、息子さんをお世話していたとのこと。
ほら、よくタバコ屋のおばさんがお見合い話を持ってきたりするドラマが昔ありましたよね。
世話好きなおばさんが、縁談をまとめてくれたお陰で結婚できた方も大勢いるはずです。
そんなよき時代があったのですね。
仲人さんのお話が、笑いあり、涙ありで、まるで人生劇場のようなのです。
気がついたら、1時間が経っていました。
そこに仲人さんの一言、「帰ろうか・・・」と。
それで、私たちは席を後にしたのですが、賑やかなお見合いでしたから
後が大丈夫かしら・・・とちょっと心配したのですが、仲人さんの温かい余韻が
残っていたせいで、和やかにお話が続いたようです。