昨日は横浜ベイシェラトンホテルでお見合いの立ち会いをしました。
ホテルのロビーにいると、顔見知りの仲人さんとばったりお会いすることがあり嬉しいものです。
今は私の仲人になった時代と違って、仲人さんがお見合いに立ち会うこと自体が少なくなりました。
まして、同席するなんてことは一年に数えるほどです。
ご本人同士で気楽にお会いしましょう♪という、時代の流れなのでしょうか。
私の相談所の方針としては、出来る限りお見合いの立ち会いをいたします。
お相手の方とお引き合わせをするのはもちろんですが、私がとても大切にしているのが
お見合い前に会員さんとお会いすることです。
30分位前に待ち合わせをしてお話するのですが、やはりメールのやり取りだけではわからない
お顔の表情や声のトーンから感じられるものがあります。
例えば、悩みや愚痴などはメールでは書きにくいところがありますが、お顔を合わせると
心の内を話しやすいと思うのです。
私が仲人である限り、お見合いのお立会いは出来るだけ続けていこうと思っています。
昨日はかなり前から会員さんと待ち合わせをして、お見合いに話す内容のロールプレイをしました。
といっても、そんな堅いものではなく、会員さんの経験してきたこと、印象深かったことなどを
語っていただきました。
一問一答のようになってすぐに話が尽きてしまうのが悩みだそうです。
私が思ったのは、すぐに話が尽きてしまうような人ではないということです。
いろいろな経験をされているのですから、たくさん話すことがあるはず。
それには、「経験」プラス「自分が感じたこと」プラス「成功談・失敗談」などを話す、「表現力」が
必要なのです。
その表現力ですが、ロールプレイをしたら、30分も一つの話題で盛り上がれるのですから大丈夫!
ですから、会員さんの場合、単に一つの話題を掘り下げることを意識しなかったようですね。
お相手が話してくれれば「聞き上手」に徹していればいいのですが、あまり話してくれない場合は、こちらから
話していかないと場が「シーーーン」としてしまい、辛い展開のお見合いになります。
ですから、話のネタを持っていることはどうしても必要になるし、自分がどういう経験をしてきた人間かを
語らないことには消化不良のような気持ちになりませんか。
あとは、喋りすぎないように気を遣わなくてはならないし、コミュニケーション上手になるためには
修行が必要なのです。
これは頭を使うことはもちろんですが、身体で覚える面が大きいと言えます。
何といっても職場でも家庭でも物を言うのは、コミュニケーション力です。
婚活で何がなんでも身に付けたい「力」ですね。
夜は無料面談があり、来ていただいた方とお話が弾みました。