最近、デートでブッフェを楽しむ人が少しずつ増えています。
一流ホテルのお昼のブッフェはお値段がリーズナブルで、お味も一流、お料理の品数も
豊富ですから、誰でも行きたくなりますよ。
ただ、以前は、私は会員さんに「ブッフェデートはNG」と言っていたのです。
なぜって、ブッフェに行ったばかりに、おつき合いが終わったなんてことがあったからでした。
あなたもそうかもしれませんが、ブッフェに行くと、目に入るすべての美味しそうなものを
食べたくなりませんか。 もちろん、私もそうです(笑)。
色どりが美しい、美味しそうな匂いがする、肉料理、魚料理、サラダ、スープとなんでもある。
それが、あなたの目の前に広がっているのです。
もう、正常じゃいられなくなります。
別の言い方をすれば、「カッコつけちゃいられない」です。
それで、食べて食べて食べまくり、気がついたら、二人ともロクに話していない。
ここで、「二人ともよく食べたねーっ」と笑い合えればいいのですが、何せまだ一回か二回目のデートです。
だから、どうも「恥ずかしい・・・」という感じになってしまうらしい。
距離感が縮まらないうちから、食べまくって、しまいには動けなくなってしまったなんて
いうのは、ロマンスに発展していかないようです。
それから、食べ物を残した女性に対して、男性が「ブッフェというのは、料理を少しずつお皿に
盛ってきて楽しむものだ」なんて言ったものだから、彼女が気分を害してしまったことも
ありました。
だから、ある時期、私は「ブッフェデートはNG」と言っていたのです。
けれど、こういった失敗談は聞かなくなりました。
ブッフェスタイルの食事に慣れている人が増えてきたせいもあるでしょう。
これで、私の心配事が一つなくなりそうです。