つきあうかどうか迷ったら

お見合いが終わった後のお返事が遅い人が、最近増えてきたような気がします。

他の相談所のベテラン仲人さんも同じことを仰っていました。

返事が遅い人の心の内は、スパッとお断りするには惜しいような気がするし、

かと言って即答できる決め手に欠けるから、つい結論を先延ばしにしてしまうのでしょう。

しかし、あなたの返事を待っているお相手の気持ちはどうでしょう。

お見合いですから、お断りは十分あり得ることがわかっていても、ずるずる返事を延ばされては

気持ちが暗くなるのに決まっているではありませんか。

つまり、あなたもお相手も精神衛生上よくない状態なのです。

これを何とか避けなければいけません。

そこで、私の相談所では「点数制」を採用しています。

これは、例えば、お相手と出会ったとき、

・ 服装 ・・・・ 20点

・ ご挨拶 ・・・・ 10点

・ 会話 ・・・・・・ 30点

などと、点数をつけていくのです。

そこで、自分なりに50点以上出れば次にお会いしてみる、と決めてしまうのです。

これは人それぞれですから、60点以上合格という人もいるでしょう。

とにかく、自分で予め決めておいた点数が出たら次に進むという具合。

このようにすると、後悔のない判断ができるのです。

というのは、最初に50点、60点をつけた人が、80点、90点に化けた

例を私はたくさん見てきているから。

ちょっと、考えてみてください。

生理的に合わない、話がまったく噛み合わない、感じが悪いなどの理由があれば、

あなたはすぐにお断りするはずです。

それが、迷っているってことは、お相手の中に何かしら可能性があるのがわかっているからでしょう。

だったら、迷っていては時間がもったいない。

さっさと、次につないでください。

そうすれば、お相手に失礼な対応をすることがなくなります。

そして、次に会ったとき、最初につけた50点を下回ったらお断りすればいいのです。

ここら辺をシンプルに考えないから、ずるずるお返事を先延ばしして、お相手を疲れさせる

以上に自分自身が疲弊してしまうのです。

たった一人の運命の相手と出逢うためには、自分自身でルールを作っていかないと、

婚活をしている道中でへとへとになってしまいますよ。