相手に不快な思いをさせているのに気がつかない

結婚相談所では、お見合い後に交際希望かそうじゃないかを仲人さんに

連絡することになっています。

必ず翌日までに返事をしましょうと、入会時に仲人が指導しているはずです。

ところが、2,3日遅れて返事をしてくる人が後を絶ちません。

男女どちらに多いかと言えば女性です。

おまけに、結果はほとんどが「お断り」。

結婚するのかしないのかの決断をせまっているわけではなく、「次も会いたいか、そうじゃないか」

を仲人は聞いているのです。

それなのに、なぜ「返答」が遅いのでしょうか?

ま、人それぞれ悩む理由があるのでしょうが、「小さな判断」が出来ない人は

「大きな決断」が出来ない傾向にあるのです。

言うまでもなく、結婚というのは、「大きな決断」であります。

つまり、そういう人はその前段階で既にずっこけているのです。

婚活というのは、自分が話すこと、すること、服装、化粧、アクセサリー、

意志表示など、すべては相手に対するメッセージでありコミュニケーションの一部であります。

もしかしたら結婚相手になるかもしれない人に最初から失礼な対応をしてしまう

こと自体、コミュニケーション力が不足しているってこと。

コミュニケーション能力とは、奥が深いのは確かなのですが、

わかりやすく言えば「常識」のことです。

対応が悪いのは決して悪気があるわけではなく、こういうことをしたら

相手に不快な思いをさせるとか、機嫌を損ねてしまうとかが

わかっていないのかもしれません。

もし、あなたにそういう傾向があるなと思うのなら、「自分の何が相手を不快な

気持ちにさせているのか?」を、じっくり考えてみればいいのです。

そうすれば、あなたのコミュニケーション力は少しずつ上向きになってくるはずですから。