15年以上前のお話ですが、私の相談所の男性会員さんがおつき合いして
いる女性と手をつなぎたくてしょうがない。
彼に聞くと10回位デートしているそうなので、もうそろそろ手ぐらいつないだって
いい頃だと私も思いました。
そこで、彼は彼女をハイキングに誘ったのです。
アップアンドダウンのあるハイキングコースなら、自然に手をつなげると思ったからでしょう。
そして、いよいよハイキングデート!
彼の思惑通り、急な斜面に出くわしたので、彼女をサポートしようと手を差し出したのです。
そうしたら、彼女は「大丈夫です!」とキッパリと彼の手を払いのけたとか(涙)。
それが、遠慮してという感じではなく、拒絶を感じたと彼が言うじゃありませんか。
可哀そうなのは彼です。 なんてったって、出した手をどう引っ込めばいいのだろう・・・って(苦笑)。
ハッキリ言って、10回も会って手もつなげないようだと、限りなくジ・エンドに近いです。
このケースも、その後のおつき合いはうまくいかずに終わってしまいました。
彼女の理由は「お友達としては楽しいけれど、結婚となると決心がつかない」と。
彼はガックリしてしまいましたよ。 でも、こればかりはどうしようもないのです。
気になるその後の彼ですが、それから間もなく、婚活パーティで知り合った女性と
あっという間にご縁がまとまりました。
その彼女とは、出会って3回で、それも自然に手をつなげたそう。
今じゃ、中学生になるお子さんのパパになっていますよ。
やはり、「手をつなぐこと」は男女の最初の大事なスキンシップなのです。
これで、距離感がぐっと縮まります。
ですから、やはり、いつまでも手もつなげないことは、どちらかの心に何かあると
見ていいと思います。 単に、恥ずかしいから・・・という純粋なカップルもいますけれどね。