ゴールデンウィーク中は、紅茶を飲みながら、男性会員さんの婚活カウンセリングを
集中的に行いました。
何篇もブログに書いていますが、私の相談所では、婚活カウンセリングを
婚活会議と呼んでいます。
ある会員さんが、「まるで婚活会議みたいだね」と言ったのがきっかけとなっています。
今回の婚活会議のテーマは、「お見合いを一つ一つ振り返る」ことです。
これを、会員の皆さんに徹底してやっていただきました。
お見合いで、まずご挨拶から、ティールームに向かうときの会話=雑談、席に着いてからの
会話など、すべて細かく書き出すところから始めます。
そうすると、相手が興味がある話題なのに、軽く受け流していたり、話題を深めなかったかが
わかるのです。
要するに、相手の声のトーンとかお顔の表情などをよく観察していないから、興味のある話題に
なっても軽くスルーしてしまう。 これじゃ会話が深まっていかないわけです。
それから、相手が大人しい人だと、沈黙が怖いからと喋りまくってしまったりするのはよくあることです。
こういうときには、例えば庭園の見えるホテルのティールームでお見合いしていたら、目の前に見える
風景について話すのです。
例えば、「緑がきれいですね」とか「こちらのホテルは都会とは思えないですね」とか。
そこから、何か話のとっかかりをつかみたいところですね。
しかし、何を話しても相手の反応が薄かったら、残念なことですが少し早目にお見合いを切り上げても
しょうがありません。
それを、そういう相手を前にして喋りまくるから、どっと疲れてしまうし、自信がなくなってしまうのです。
大事なことは、お見合いとはいえ「いろいろな人がいる」ということ。
極度に緊張すると言葉が出なくなってしまう人もいるのです。
逆に、お話がポンポン弾む人もいるはず。
その場合にも、相手の話をよく聞いて、その話に対して質問するという具合に
一つの会話を深めていくコミュニケーション力が必要となります。
そういうことに注意出来るようになると、会話の流れを意識できるようになってくるのです。